視覚障碍者の情報環境を考える会

ボイスケインのホームぺージへようこそ


ボイスケインでは多くの皆様に映画を楽しんでいただけるようにと思い、台本制作をはじめ、シーン・ボイスガイドの練習や研修を積極的に行い、活動を しています。

 

このホームページは「ホーム」「活動について」「お問い合わせ」の

3ページの構成になっています。

読み上げアプリの種類により 「ホーム」のページしか読めないことがありますが、 映画上映などのイベントの最新情報は、このページでお届けいたします。また私たちの活動の紹介やシーン・ボイスガイドについては、このページ「おしらせ」の次に「私たちの活動」として掲載しています。

 


お知らせ

 

シーン・ボイスガイド付き映画の上映およびイベントの予定


「障碍者週間」記念のつどい 

    ~誰もが自分らしく生きられる社会に~

 

日時  128日(日) (開場 1200 開演 11230

 会場 名古屋市中区役所ホール 

   費用 無料                   

   映画 「CODA 藍の詩」 字幕・音声ガイド付き 

           マサチューセッツ州び海辺の町に暮らす少女は、耳の聞こえない両親と

           兄の日常生活のサポートをしていた。

        そんな中、高校の新学期に合唱クラブに入部した彼女は、そこで顧問の

          先生に歌の再送を見出され。初めて夢を抱くようになる。

 

        2022年 アカデミー作品賞を含む3部門受賞


93回シーン・ボイスガイド研修会を次の通り開催いたします。

今回も、午後の開催ですが、朗読と映画をお楽しみいただく予定です。

先着40名の予約制です。

当日は、昼食を済ませておでかけください。

なお、体調がすぐれない時には参加をお控え下さい。

ご意見をお聞かせいただければ幸いに存じます。

                                             

日 時:令和61214() 1230分~1515

場 所:天白区在宅サービスセンター 研修室

       (地下鉄鶴舞線「原」下車 2番出口)

住 所:名古屋市天白区原1-301 原ターミナルビル3

日 程: 1200分 開場

   1230分~1235分 挨拶とお知らせ

       1235分~1300分 朗読   

 1310分~1510分 シネマ「太陽がいっぱい」 

                      (ガイド:青いたぬき)

1510分~1515分 まとめ・終了

定員:40

参加費:無料

 

 ★作品紹介★

    朗読 「子猫」内藤浩一郎 、「深夜の乗客」百田尚樹 

 

    シネマ「太陽がいっぱい」 118分 2018 フランス映画

  監督:ルネ・クレマン 

  出演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ

  パトリシア・ハイスミスの原作小説を映画化したサスペンスドラマ。

  主演アラン・ドロンはこの1作で一気にスターダムを駆け上がった。

  貧しいアメリカ人青年は、金持ちの道楽息子の父親に頼まれ、彼を連れ

  戻すためナポリにやってきた。金にものを言わせ女遊びに明け暮れる

  息子に怒りと嫉妬を覚えた青年は、フィリップを殺して彼に成りすま

  そうと計画するが……

 

 

    ★お迎え希望の方は予約時にお知らせください。

         会員が改札でお待ちします。

       ★問い合わせ、予約は

         ボイス・ケイン ライナー長 小島邦靖までお願いします。

  予約時にお名前、連絡先の電話番号、同伴者の有無をお知らせください。

   1210()締切です。

    メールアドレス clover2868@gmail.com                         


私達の活動

ボランティア活動ですが楽しい仲間が定期的に集まり、映画の台本作成やガイドの練習をしています。

台本を作成する時は、状況説明をする言葉選びの難しさはもちろんのこと、日本語の持つ意味の奥深さに気づかされます。デリケートな仕草やボデイランゲージをいかに言葉にして表現したらいいのかとの葛藤の中で、映画を見ながら、泣いたり笑ったりしながらの作業です。台本が完成するとガイドの練習です。日常では得ることの出来ない充実感と多くのみなさまに映画を楽しんでいただきたいという思いに支えられて活動をしています。


<シーン・ボイスガイドとは>

視覚障碍者や高齢者が映画に親しんでいただけるよう、映画の流れに沿って必要な情報を、なまの音声で伝えるガイドです。 

<シーン・ボイスガイドの流れ>

ガイドの台本は、1本の映画で2ヶ月から3ヶ月かけて作成をします。

その流れは、

 

1.行政や地域、視覚障害者からの依頼で作品を決定します。

2.ビデオやDVD等を借りて、上映の承諾や著作権の確認をします。

3.シーン・ボイスガイドのガイドラインに沿って台本を作成

  します。

  映画のセリフを拾って文字にし、セリフとセリフの間にガイド

  をつけ台本を完成させます。

4.ボイスケインの会員である視覚障碍者の方(ライナー)の

  チェックを受けます。

  ガイドの適正や内容が伝わったかどうか、確認してもらいます。

5.リハーサル

  発音や発声とともにボイスガイドの練習をします。

6.台本完成

7.シーン・ボイスガイド付き映画を上映します。

<シーン・ボイスガイドの方法>

ふたつの方法があります。

1.オープンガイド

  ガイドを場内に流し客席の人、すべてに聞いてもらいます。

2.クローズガイド

  ガイドを電波に乗せて客席に送信し、受信機(FMラジオ等)

  を使って聞いてもらいます。


活動の様子を写真で紹介します。


2023年1月の名視協シーンボイスガイド付き映画会、会場の様子の写真



映画は「ファンタスティクビーストとダンブルドアの秘密」でした。

とてもガイドの難しい映画でしたが参加された方には喜んでいただきました。受付ではコロナ感染対策にも気を付けて検温、消毒をしながらの対応でした。

会場は映画館ではありませんでしたが、多くの方にお越しいただきスタッフも嬉しく、また無事に終わることができ皆様に感謝しています。