視覚障碍者の情報環境を考える会
ボイスケインのホームぺージへようこそ
ボイスケインでは多くの皆様に映画を楽しんでいただけるようにと思い、台本制作をはじめ、シーン・ボイスガイドの練習や研修を積極的に行い、活動を しています。
このホームページは「ホーム」「活動について」「お問い合わせ」の
3ページの構成になっています。
読み上げアプリの種類により 「ホーム」のページしか読めないことがありますが、 映画上映などのイベントの最新情報は、このページでお届けいたします。また私たちの活動の紹介やシーン・ボイスガイドについては、このページ「おしらせ」の次に「私たちの活動」として掲載しています。
お知らせ
シーン・ボイスガイド付き映画の上映およびイベントの予定
ボイス・ケイン総会イベントへのお誘い
ボイス・ケイン総会後、シーン・ボイスガイドをつけて、映画上映を
次の通り開催いたします。
先着40名の予約制です。必ずご予約をお願いします。
なお、体調がすぐれない時には参加をお控え下さい。
状況により中止になる場合もありますのでご了承ください。
ご意見をお聞かせいただければ幸いに存じます。
記
日 時： 令和6年4月21日(日) 13時35分～15時35分
会 場： 東区在宅サービスセンター 研修室
（地下鉄桜通線「高岳」下車 2番出口）
住 所： 名古屋市東区泉2‐28‐5 高岳げんき館 1階
日 程： 13時15分 開場
13時35分～15時35分 シネマ「マイ・インターン」
定員： 40名（予約制）
参加費： 無料
★作品紹介★
シネマ「マイ・インターン」 121分 2015 アメリカ映画
監督：ナンシー・マイヤーズ
出演：ロバート・デ・にーろ、アン・ハサウェイ
「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイと名優ロバート・デ・ニーロが
共演したハートフルドラマ。ファッションサイトのCEOとして活躍する
女性が40歳年上の男性アシスタントとの交流を通して成長していく姿を
描いた。ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを
務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような
人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。
そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、
ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩である
ベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく。
★問い合わせ、予約は
ボイス・ケイン ライナー長小島邦靖までお願いします。
予約時にお名前、連絡先の電話番号、同伴者の有無をお知らせください。
送迎が必要な方はお知らせください。
4月15日(月)締め切りです。
連絡先 メールアドレス clover2868@gmail.com
以上
2023年度 シーン・ボイスガイド新人研修のご案内
視覚障碍者への情報保障は、点字と朗読というのが一般的です。
映画を視覚障碍の方に楽しんでいただくために場面説明を行うのが「シーン・ボイスガイド」です。この技術を広げて、地域の映画祭をはじめ映像メディアの情報保障を充実させていく目的で新人研修を開催します。
研修を受けた方が行っていく活動は映画文化へのボランティア活動です。
本年度の研修を下記の通り開講いたします。
<現在好評開講中です＞
開講期間：２０２３年１０月～２０２４年３月（開講式１０月１４日）
開講日時：毎月第２・４土曜日 １３：３０～１５：３０
開講場所：ウイルあいち２階（あいちＮＰＯ交流プラザ）
定 員：１０名
受 講 料：１か月５００円
申込方法：申込書に必要事項記入、郵送またはＦＡＸ願います
申込締切：締め切りました。
お問い合わせの方は下記へお願いいたします。
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講 師 岡 本 典 子 他 ボイス・ケイン専門講師
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主 催：視覚障碍者の情報環境を考える会「ボイス・ケイン」
特定非営利活動法人 シーン・ボイスガイド
後 援：名古屋市身体障害者福祉連合会
名古屋市視覚障害者協会
＜開講場所へのアクセス＞
＝ウイルあいち２階（あいちＮＰＯ交流プラザ）＝
〒461-0016 名古屋市東区上竪杉町１
◆地下鉄名城線「名古屋城」駅下車2番出口 徒歩10分
◆名鉄瀬戸線「東大手」駅下車 徒歩8分
◆市バス「市政資料館南」下車 徒歩5分
＜お問い合わせ＞
シーン・ボイスガイド新人研修事務局 担当 大西 隆信
〒456-0023 名古屋市熱田区六野2-6神宮東パークハイツ25-704
直通090-9027-2103 電話＆ＦＡＸ052-889-5930
私達の活動
ボランティア活動ですが楽しい仲間が定期的に集まり、映画の台本作成やガイドの練習をしています。
台本を作成する時は、状況説明をする言葉選びの難しさはもちろんのこと、日本語の持つ意味の奥深さに気づかされます。デリケートな仕草やボデイランゲージをいかに言葉にして表現したらいいのかとの葛藤の中で、映画を見ながら、泣いたり笑ったりしながらの作業です。台本が完成するとガイドの練習です。日常では得ることの出来ない充実感と多くのみなさまに映画を楽しんでいただきたいという思いに支えられて活動をしています。
＜シーン・ボイスガイドとは＞
視覚障碍者や高齢者が映画に親しんでいただけるよう、映画の流れに沿って必要な情報を、なまの音声で伝えるガイドです。
＜シーン・ボイスガイドの流れ＞
ガイドの台本は、1本の映画で２ヶ月から３ヶ月かけて作成をします。
その流れは、
１．行政や地域、視覚障害者からの依頼で作品を決定します。
２．ビデオやDVD等を借りて、上映の承諾や著作権の確認をします。
３．シーン・ボイスガイドのガイドラインに沿って台本を作成
します。
映画のセリフを拾って文字にし、セリフとセリフの間にガイド
をつけ台本を完成させます。
４．ボイスケインの会員である視覚障碍者の方（ライナー）の
チェックを受けます。
ガイドの適正や内容が伝わったかどうか、確認してもらいます。
５．リハーサル
発音や発声とともにボイスガイドの練習をします。
６．台本完成
７．シーン・ボイスガイド付き映画を上映します。
＜シーン・ボイスガイドの方法＞
ふたつの方法があります。
１．オープンガイド
ガイドを場内に流し客席の人、すべてに聞いてもらいます。
２．クローズガイド
ガイドを電波に乗せて客席に送信し、受信機（FMラジオ等）
を使って聞いてもらいます。
活動の様子を写真で紹介します。
2023年1月の名視協シーンボイスガイド付き映画会、会場の様子の写真
映画は「ファンタスティクビーストとダンブルドアの秘密」でした。
とてもガイドの難しい映画でしたが参加された方には喜んでいただきました。受付ではコロナ感染対策にも気を付けて検温、消毒をしながらの対応でした。
会場は映画館ではありませんでしたが、多くの方にお越しいただきスタッフも嬉しく、また無事に終わることができ皆様に感謝しています。